瀬戸内海区水産研究所
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イベント情報
第3回瀬戸内海水産フォーラムを開催しました


水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所並びに屋島栽培漁業センター及び瀬戸内海ブロック水産試験場長会の共催による「第3回瀬戸内海水産フォーラム」を平成21年10月17日(土)、広島市内にあるアステールプラザ大会議室において開催しました。

第3回目となる今回は「瀬戸内海における二枚貝類の増養殖と資源回復」をテーマとし、資源の減少が問題となっているアサリ等について、最新の研究成果などを当所をはじめ関係研究機関よりそれぞれ報告がなされました(下記プログラム参照)。

当日は、漁業関係者、行政機関、民間企業など県内外から136名の方々にご参加いただき、活発な意見交換が行われるなど、関心の高さが伺えました。ご参加された皆さまにはこの場をお借りし、御礼申し上げます。


<プログラム>
 ※タイトルをクリックすると、要旨が表示されます(PDFファイル)。当日配布した要旨集はこちら

◆概論◆
1.瀬戸内海における二枚貝類生産の現状と諸問題

薄 浩則((独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所)
2.二枚貝類増養殖の現状と展望

鳥羽光晴(千葉県水産総合研究センター東京湾漁業研究所) 

◆各論◆
1.アサリ人工種苗の生産コスト低減に向けた取り組み

兼松正衛((独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所)
2.瀬戸内海東部におけるアサリ増殖の取り組み

安信秀樹(兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター)


3.効果的なアサリ移植放流手法

高辻英之(広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター)
4.山口県におけるアサリ資源回復計画の現状と取り組みについて

多賀 茂(山口県水産研究センター) 


5.豊前海におけるアサリ資源回復のとりくみについて

福田祐一(大分県農林水産研究センター水産試験場浅海研究所
6.NPO法人水辺に遊ぶ会の活動と漁業者との連携

足利由紀子(NPO法人水辺に遊ぶ会)