瀬戸内海区水産研究所
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22年度研究所一般公開

 去る平成22年7月17日土曜日。この日は瀬戸内海区水産研究所の夏の恒例行事『一般公開』の開催日。前日までの悪天候が嘘のように晴れ渡り、職員一同、準備苦労が報われたと胸をなで下ろしつつ『一般公開』を無事に開催することができました。

 しかしながら梅雨明け直後の猛暑は体にこたえます。あまりの暑さに来場者数が減ってしまうのでは思いきや、これはこれはどうしたことかと賑わいを見せ、昨年度の来場者数にはわずかに及ばなかったものの今年度も何と何との691名!多くの方々にご来場いただく結果となりました。大変ではありましたが、職員一同、嬉しい悲鳴であります。
 「この賑わいっぷりだと、今回の注目はやはりルーキー(チリメンモンスター観察会)だったのか!?」
 いえいえ、そういう訳ではありません。チリメンモンスター観察会の魅力は当然強力だったようですが、既存コーナーもその人気っぷりは健在です。各所各所でヒトヒトヒト!大人気『タッチプール』の生き物たちは触られ続けてヘトヘトヘト!?…と、来場者の方々をちょっとお待たせするコーナーもありましたが、見て、知って、触って、大いに楽しんでいただけたようでした。
 このように、当所では研究活動や成果を一般の方々に楽しみながら知っていただくことを目的とし、毎年度1回、一般公開を開催しております。次年度の一般公開におきましても、今回のアンケート結果を参考にしながら、より分かりやすい内容となるよう目指していきます。
 それでは、ご来場いただきました皆様、暑い中、誠にありがとうございました。来年度のご来場も心よりお待ちしております。
 
前日までの悪天候が嘘のように晴れ渡りました。お天道様ありがとう♪
開会前にRCCラジオさんの取材を受け、生放送されました。この様子は、ラジオカー伊藤さん(左側)のブログでも紹介されました。

 
 開始時間直後です。ご来場の皆様を『ふっくん』が出迎えます。子供たちは「あれは!?」とばかりに見ています。
 『海藻押し葉はがき』の作成です。親子、友達で思い出の一枚を作っていただけたことでしょう。

 『さかなの名前あてクイズ』です。名前を覚えるためには打って付けのコーナーです。
毎年人気の『タッチプール』です。みんなでヒトデを集めていますが、よく見ると女の子たちばかりで果敢に挑んでいます。

   
 船舶職員の『ロープワーク教室』です。難しいですが、プロによる実用的な結び方を身に付けられます。

船舶職員たちの仕事の現場『しらふじ丸』も公開。普段は見ることのない調査作業も実演しました。 
   
 大人気となった『チリメンモンスター観察会』です。担当研究職員がしっかり説明しておりますが、何が見つかったのでしょう?

こちらも『チリメンモンスター観察会』の光景です。ご覧のとおり、子供たちは真剣です。
   
『研究紹介コーナー』です。当所で研究している内容を研究職員が丁寧に説明しました。 
こちらも『研究紹介コーナー』です。こちらではゴカイクイズも行っていました。
   
こちらも研究紹介コーナーです。プランクトンの顕微鏡観察ができました。
今回もかなり暑かったので、『かき氷』コーナーは氷と日陰を求める来場者で常にいっぱいでした。
   
一般公開同日、研究所近くの大野西市民センターでは『夏休み子供教室』を開催しており、岸田業務推進部長が「みじかな生き物」と題した講演を行いました。瀬戸内海の生き物の名前や生態について分かりやすく説明し、その後、子供たちの素朴な質問(感性鋭く虚をつく質問もありましたが…)に答え、海のことを広く理解してもらいました。
 

<当日の様子>  ※画像をクリックすると拡大されます