瀬戸内海区水産研究所
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オニオコゼの移動回遊調査を開始しました!

 2009年7月14日に広島県尾道市周辺海域にオニオコゼを放流しました。オニオコゼは西日本を中心とする海域の重要な漁業資源であり,高値で取引される高級魚です。近年,その水揚げ量は減少しており,種苗放流による資源回復が期待されています。
 放流したオニオコゼにはダート型標識と呼ばれる黄色もしくはピンク色のプラスチック製のマークが取り付けてあります。
 今回の放流調査は,今後,効率的な稚魚の放流を行うため,オニオコゼの移動範囲を探るのが目的です。大切な調査ですので,標識のついたオニオコゼをみつけた方は,是非,伯方島栽培技術開発センター(TEL.0897-72-0204)までご連絡下さい。再捕記念としてオニオコゼのイラストが入ったオリジナルフェイスタオルを進呈します。

放流日:2009年7月14日
放流場所:広島県尾道市向島〜因島〜生口島周辺海域
放流魚の大きさ:平均全長16.6 cm
放流尾数:10,000尾
標識の種類:ダート型標識(黄色もしくはピンク色)


◆再捕報告依頼用ポスター
標識のついたオニオコゼを発見された方は次のことをお知らせ下さい。

@ 標識の色
A 標識のアルファベットと番号
B 発見した月日
C 発見した場所
D 魚の頭から尾の先までの長さ(全長)
※ Dの全長は可能であれば測って下さい。
【連絡先】
独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所伯方島栽培技術開発センター
〒794-2305 愛媛県今治市伯方町木浦甲2780
TEL.0897-72-0204 FAX.0897-72-2544
E-mail : keohta@fra.affrc.go.jp 
(担当:栽培資源部 栽培技術研究室 太田)
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