瀬戸内海区水産研究所
トップページ >> トピックス
トピックス
庄原市口南小学校の児童達が体験活動の一環として来訪
 7月28日水曜日、庄原市口南小学校の5年生の児童達(先生方含み21名)が体験活動の一環として当所を来訪しました。
 海の学習「瀬戸内海について」と題し、瀬戸内海の生き物の名前や生態、主な水産業やその生産量などを説明し、簡単な質問を交えながら学習会を楽しんでもらいました。
 また、この日は漁業調査船しらふじ丸がちょうど調査航海から帰港していたので、外観や操舵室の見学、採水器による調査作業実演を見てもらいました。普段、海に親しみのない山間部の児童達ということから、接岸中ではありましたが、船の上の出来事は非常に好評でした。
 この後、児童達は大竹市阿多田島で3泊4日を過ごされるということでしたが、当所への来訪も良い思い出となってくれてるといいですね。
 

学習会の光景です。角埜業務推進課長が児童達の好奇心を駆り立てます。
  

しらふじ丸見学の光景です。天気はあいにくの曇り空でしたが、船はもちろん、海があることが嬉しかったようです。
 

操舵室内は魚群探知機など珍しい機器がたくさんです。池田二等航海士がひとつひとつの機器を説明し、みんな熱心に聞いていました。
  

久保田一等航海士と寺田甲板員(写真左上隅のウインチ操作中のため見えません)による採水器の調査作業実演です。目的の深さの海水を汲み取るためにワイヤーを付けた採水器を沈め、次にワイヤーをつたって重りを下ろしてフタを閉じます。フタが閉まったかはワイヤーの感触で確認します。児童と先生みんなでワイヤーに触れ、フタが閉まった振動が伝わると「お〜」という声が上がっていました。