ケニア国水産次官Micheni Japhet Ntiba博士が瀬戸内水研を訪問
 平成28年5月20日(金)にケニア農畜水省水産局第一書記官でナイロビ大学教授でもあるMicheni Japhet Ntiba博士が、水産庁国際課海外漁業協力室 槇隆人課長補佐と共に瀬戸内海区水産研究所廿日市庁舎を訪問されました。
 生田所長による歓迎の挨拶、Ntiba博士の挨拶に引き続き、日本の水産業・養殖業の現状に関する説明、水産研究・教育機構および 瀬戸内水研の概要説明、研究トピック紹介(@水産資源管理と瀬戸内海におけるサワラの資源回復、A海産ミミズを用いた環境修復、B広島のかき養殖)を行いました。Ntiba博士からは、ケニアは海面もビクトリア湖のような淡水域もあり、ナイルパーチやティラピアなどの重要魚種もいるが、国境を接しているため資源管理が難しく資源減少の問題に直面しているので、日本と研究協力して水産開発を進めていきたいとのコメントがあり、今回の対応に深い感謝の言葉を戴きました。