平成29年度 一般公開 関連情報

一般公開の開催報告

 平成29年9月2日に瀬戸内海区水産研究所一般公開を開催しました。
 今年の一般公開は、夏休み期間中ではなく9月の開催となりましたが、445名の方々にご来場いただきました。
 「研究紹介」をはじめ、「漁業調査船しらふじ丸の公開」、例年人気の「タッチプール」や「海藻押し葉ハガキ」、「研究所所内ツアー」、「チリメンモンスター観察会」、「おさかなクイズ大会」などを行いました。
 所内ツアーは参加人数限定でしたが、普段はお見せできない研究室や実験室などを見学していただきました。また、今回から福山市にある農研機構西日本農業研究センターと相互協力を開始し、研究紹介に参加していただきました。
 ご来場の皆様、および一般公開開催にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

当日の様子です



 

各部・センターの研究者による『研究紹介コーナー』です。
生産環境部(写真左上)、環境保全研究センター(写真右上)、資源生産部(写真左下)、海産無脊椎動物研究センター(写真右下)



 

 
『タッチブール』と『かに釣り』は、例年同様大人気。当所伯方島庁舎からキジハタ、オニオコゼ、トラフグも展示紹介しました。トラフグの膨らんだお腹を触ることができ、子供達のうれしそうな表情が見られました。


 
『海藻押し葉ハガキ』コーナーでは、様々な種類の海藻から好きなものを選んでいただき、ハガキの上に好きな形にのせて、オリジナルハガキを作成しました。


 
『チリメンモンスター観察会』は、チリメンジャコに混じっている小さな生き物探すため、みんな虫眼鏡やピンセットを手に取り、集中して観察していました。「レアなモンスター」は見つかったでしょうか。



 

 
『研究所所内ツアー』は、普段、職員も入室制限されている実験室もあり、特殊な入室方法に驚かれる方もいらっしゃいました。また、参加型の実験もあり、興味深く研究者の話を聞いていました。
多くの方に参加していただきたかったのですが、見学場所のスペース及び安全性を考慮して人数を限定させていただきました。


 
『写真展』(左上)、『瀬戸内海海底地図』(右上)の展示を今回初めて実施しました。『写真展』では、調査時の作業風景、調査時に見た貴重な風景を掲示しました。また、『瀬戸内海海底地図』は、瀬戸内海の広さや深さを知っていただきたく、展示しました。



 

 
漁業調査船『しらふじ丸』の公開では、船内機器やレーダーの説明など興味津々に聞いていました。また、今年は、『ロープワーク教室』を船内で行いました。様々な結び方をしらふじ丸船員が実演を交えながら説明しました。



 

 
『クイズ大会』は、○×形式で行い、参加賞に当機構キャラクターキーホルダーをプレゼントしました。また、優秀者には、骨格標本をプレゼントしました。



 

 
(写真左上)当機構イメージキャラクター「あんじい」がお出迎え。
(写真右上)一般公開名物『かき氷』でちょっと休憩。
(写真左下)アンケートのご協力ありがとうございました。
(写真右下)西日本農業研究センターの方にもご参加いただきました。