『「市民講座」里山・里海としての瀬戸内海について』開催報告

市民講座を終えて

 平成24年10月13日(土)に『「市民講座」里山・里海としての瀬戸内海について』を開催しました。
 今回の市民講座は、平成24年10月12日より広島県で行われているPICES-2012年次会合に合わせまして、PICES及び水産庁と共催で、瀬戸内海ブロック水産試験場長会、瀬戸内海環境保全協会、瀬戸内海研究会議、広島大学大学院生物圏科学研究院および産業技術総合研究所中国センターの後援を受け開催させて頂きました。

 講演内容の概要につきましては、ページ下方から要旨集(PDF)をダウンロード頂けますのでご覧ください。参加いただいた方からは、主に、北太平洋における環境やその変化、また、藻場の機能と造成等について、質疑や討論がなされました。

 当研究所では例年、10月から11月の間に「研究成果発表会」と「瀬戸内海水産フォーラム」というイベントを交互に行っており、今年は本来であれば「研究成果発表会」を開く予定でありましたが、特別に市民講座という形での開催となりました。来年は「瀬戸内海水産」を行う予定としておりますので、近くなりましたらこのホームページでお知らせいたします。

 私どもにとりましても、日頃の研究成果に対する皆様のご意見をお伺いする貴重な場となっておりますので、今後も是非ご参加いただけますようお願いいたします。


市民講座の様子

※以下の太字題名又は写真をクリックすると要旨がご覧頂けます。
ご挨拶
 
瀬戸内海区水産研究所所長 時村 宗春
 
基調講演:北太平洋の海洋生態系について
PICES生物海洋学委員会 副議長
Michael Dagg(米国、ルイジアナ大学)
 
基調講演:里山・里海とは何か

九州大学応用力学研究所 柳 哲雄
広島県三津口湾での
 主にアマモ場にまつわる里山・里海の事例

産業技術総合研究所 谷本 照己
瀬戸内海の生産環境について

瀬戸内海区水産研究所 吉田 吾郎
瀬戸内海の増養殖について

瀬戸内海区水産研究所 崎山 一孝  
瀬戸内海の環境保全について
   
   瀬戸内海区水産研究所 伊藤 克敏    

【主催】
 ・北太平洋海洋科学機構(PICES)
 ・独立行政法人水産総合研究センター
  瀬戸内海区水産研究所
 ・水産庁

【後援】
 ・瀬戸内海ブロック水産試験場長会
 ・社団法人瀬戸内海環境保全協会
 ・瀬戸内海研究会議
 ・国立大学法人広島大学大学院
  生物圏科学研究科
 ・独立行政法人産業技術総合研究所
  中国センター

【コンビーナ-】
 ・柳 哲雄(九州大学応用力学研究所)


配付資料のダウンロード

市民講座要旨集(PDFファイル:6MB)
水産総合研究センター要覧(水産総合研究センターHP内)
FRANEWS(水産総合研究センターHP内)
おさかな瓦版(水産総合研究センターHP内)
瀬戸内通信
瀬戸内海水産フォーラム成果集