平成27年度 いきいき学級干潟観察会 開催報告

 

 今年も大野東小学校(廿日市市)の総合学習いきいき学級干潟観察会を行いましたので、報告いたします。
 大野東小学校の総合学習への協力を始めて14年目となります。今年は、まず5月14日に事前学習会を行いました。学習会では、みんな真剣に説明を聞き、質問も多くよせられ観察会を楽しみにしているのだなと感じました。こちらも有意義なものとするべく気持ちを新たにしたところです。そして、5月19日と20日の2日間に分けて干潟観察会を行いました。両日とも潮位が高めな状況でのスタートとなりましたが、天候にも恵まれ、あちこちで歓声が上がっていました。児童達は様々な生きものとふれあい、予定していた1時間はあっという間に過ぎました。この干潟観察会を通して、身近な存在である干潟、そこに棲む生きものたちへより一層興味を持っていただけたのではないかと思います。
 瀬戸内海区水産研究所では地域の教育活動への協力を今後も推進していきます。

事前学習会では、様々な質問がありました。観察会当日が楽しみです。 
観察会が始まったところです。まだ潮位が若干高めです。滑りやすい場所もあるので、みんな注意しながら干潟に向かいます。
『これは何だろう?』当所の「先生」と一緒に観察会資料で調べています。 
潮はどんどん引いていきます。みんな思い思いの場所で干潟の生きものと触れあいます。
カニをとった!エビをとった!ハゼをとった!たくさんの手が挙がりました。普段見慣れない生きものを見つけた児童もいました。 

当日の様子
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