平成29年度 玖波小学校干潟観察会 開催報告

   

 今回初めて、玖波小学校(大竹市)の総合学習「干潟観察会」への協力依頼があり、4年生を対象として、6月7日に事前学習会、6月23日に大竹市玖波の唐船浜港での干潟観察会を行いましたので、報告いたします。
 事前学習会では、重田主任研究員から広島湾の干潟の現状及び干潟に棲む生きものについての説明を行い、最後に廣瀬課長から干潟観察会当日の注意事項について説明を行いました。みんな真剣に説明を聞き、質問も多く寄せられ観察会を楽しみにしている様子でした。
 そして、干潟観察会当日(6月23日)は天候にも恵まれ、あちこちで歓声が上がっていました。今回初めて、大竹市玖波の唐船浜港での干潟観察会を実施したので、生物がいるのか不安でしたが、児童達はたくさんの生き物と触れ合うことができ、予定していた1時間はあっという間に過ぎました。
 この干潟観察会を通して、身近な存在である干潟、そこに棲む生きものたちへより一層興味を持っていただけたのではないかと思います。
 瀬戸内海区水産研究所では地域の教育活動への協力を今後も推進していきます。

 事前学習会
   
   

 干潟観察会
   
   

干潟にいた生きもの
 イシガニ、クサフグ  ウミウシの仲間  シマハゼの仲間
     
 タマシキゴカイの卵 ツメダガイの卵(砂茶碗) テッポウエビの仲間