平成26年度 一般公開 関連情報

一般公開の開催報告

 梅雨明けしたばかりの7月19日(土)に瀬戸内海区水産研究所一般公開を開催しました。当日は晴天からスタートしたものの、一転一時雷雨となったこともあって例年より少なめでしたが、355名の方々にご来場いただきました。
 今年の一般公開では、毎年人気の『タッチプール』『海藻押し葉ハガキ』などあちこちで賑わいを見せていましたが、航海中につき公開できなかった漁業調査船『しらふじ丸』について、「今回しらふじ丸を見学できなかったのが残念です」などのお言葉を多数いただきました。楽しみにされていた方には大変申し訳ございませんでした。来年の一般公開においては、皆様からいただいたアンケート結果を参考にしながら、より良い内容となるよう努めてまいります。
 ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。来年も心よりお待ちしております。


 
各部・センターによる『研究紹介コーナー』です。今回はパネル展示や調査機器、顕微鏡の展示に加え、クイズに答えて餌やり体験できるコーナーがあったり、大型二枚貝「タイラギ」の貝殻を展示しているコーナーもありました。普段なかなか接することがないものが多かったのか、興味深く観察されたり、実際に手に取られてみたり、様々な形で瀬戸内海区水産研究所に接していただけたかと思います。

 
『タッチプール』では、エイやサメ、タコやウニなどに加えて、当所伯方島庁舎からキジハタ、オニオコゼ、トラフグを「当所で取り組んでいる魚」として紹介しました。また、「かに釣りコーナー」も人気でした。
(注意)
写真右下は、ネコザメとアカエイです。アカエイは、しっぽに強力な毒針を持っています。今回は皆様に間近で見ていただくため、安全確保上毒針を取り除いていますが、非常に危険です。実際に海などで見つけた場合は、絶対に近づかない、触らないよう十分ご注意ください。

 
『海藻押し葉ハガキ』コーナーです。海藻押し葉ハガキは、様々な種類の海藻から思い思いのものを選んでいただき、ハガキの上に好きな形でのせていきます。中には顔や動物を形作られている方もいらっしゃいました。

 
『チリメンモンスター観察会』は、例年同様に事前申込制を取らせていただいたにも関わらず、会場の容量に限度があり大変窮屈な思いをされたと思います。本当に申し訳ございませんでした。そのような過酷な環境の中、みんな虫眼鏡やピンセットを手に取り、集中して「モンスター探し」をしていたのは、さすがです。

 
『ロープワーク教室』では、様々な結び方を実演交えながら説明しました。ちょっと難しかったかもしれませんが、役にたつことがあると思います。今回は航海中だった「しらふじ丸」の調査風景映像も同じコーナーで上映させていただきました。

 
『おさかなクイズ』は、「物知り博士コース」「料理の鉄人コース」「獲り名人コース」「漢字博士コース」の4コースから選んで挑戦します。ちょっと難しかったかも?

 
今年の一般公開は「ふっくん」が出迎えてくれました。
各コーナーを回られた後は、一般公開名物の『かき氷』でちょっと休憩。そして、アンケートも書いていただいています。皆様ご協力いただきありがとうございました。
この一般公開で聞き逃した質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。