第23回日本環境毒性学会ポスター賞受賞(H29.9.2)

 環境保全研究センター 化学物質グループ 羽野 健志主任研究員が、第23回日本環境毒性学会研究発表会において、ポスター賞を受賞しました。
 本賞は、化学物質等の生態系影響に関する研究の進歩と普及を目的とする日本環境毒性学会主催の研究発表会で、特に優れたポスター発表を行った者に授与される賞です。
 魚類の糞便中の変化(成分や腸内細菌種の種組成)をもとに、魚の健康異常を検出したことを明示した研究内容が評価されたと思われます。
 これにより、魚に採血や解剖などの痛みを全く与えることなく、糞便を調べるだけで魚の健康状態を把握することが可能となることが期待されます。
受賞者の写真

受賞題目:多環芳香族炭化水素(フェナントレン)曝露による魚類糞便中代謝物・細菌叢の変化
       ~ストレス影響の非侵襲的な評価手法の確立を目指して~