八代海における有害赤潮プランクトン調査

航海期間:平成25年7月27日~8月8日

 九州西部に位置する八代海で有害赤潮プランクトン調査を実施しました。海の中には多種多様な植物プランクトンが存在していますが、有害種が赤潮を形成すると漁業被害を生じることがあります。今回は種類ごとの植物プランクトンの鉛直分布(深度ごとの密度分布)を計測するとともに、植物プランクトンの分布や増減に影響を与える海洋環境について、様々な機器を用いて観測しました。調査内容は、しらふじ丸では初めてのものが多かったのですが、船長はじめ乗組員の皆さんのおかげで予定通り実施できました。


 調査で使用した観測機器(観測ブイの一部)です。

 観測機器をしらふじ丸から釣り上げて投入しているところです。

 今回調査を行った海域です。