五日市南中学校の生徒が職場体験学習で来訪

 平成25年10月29日~31日の3日間にわたり、広島市立五日市南中学校の2年生3名が職場体験学習として当所を来訪しました。
 今回の職場体験学習で、調査船の見学、現場でのサンプル採集そしてサンプル処理、顕微鏡観察や分析機器を用いた実験など様々な体験ができたと思います。
 今回の体験を通じて学び・感じたことを、今後に役立てていただければ幸いです。

 
1日目の様子です。まず最初に吉田業務推進課長から当所の業務概要を説明し、水研センター紹介ビデオをみんなで鑑賞しました。
 
続いて、しらふじ丸の見学を行いました。日中一等航海士が操舵室でレーダーや魚群探知機について説明し、機関室では、岸尾機関長がエンジンの仕組みや馬力などの説明をしました。
 
2日目午前の様子です。河野資源動態グループ長指導のもと、シラス(カタクチイワシの稚魚)から取り出した耳石の輪紋を顕微鏡で観察しました。この耳石は、前日に生徒達自らシラスから取り出し、プレパラートに貼り付けたものです。
 
2日目午後の様子です。しらふじ丸の桟橋で、田中主幹研究員と伊藤研究員が採水器による採水作業を指導しました。採水器を「海底ギリギリ」の深さまで沈めるのが難しかったようですが、回数を重ねる毎にコツをつかんでいました。
 
3日目午前の様子です。前日に採集した海水の分析作業を行いました。
 
3日目午後の様子です。研究所近辺の干潟で泥のサンプル採集を行いました。