漁業調査船「こたか丸」のお披露目式を開催

 福島県に派遣されていた漁業調査船「こたか丸」が無事にその役目を終え、この7月末に当水研センターに返還され、8月1日を以て当所の所属になったことはすでにお知らせしました。このたび、広島県のご配慮により、広島港内に「こたか丸」の係留地を確保することができ、また隣接する管理事務所も開設することができました。
 そこで、「こたか丸」を地元である広島県の関係機関の方々にご紹介するため、9月30日に同事務所にて「こたか丸」のお披露目式を開催することに致しました。当日は、広島県土木局港湾振興課の新山課長様ならびに広島海上保安部の宮濵部長様をはじめとする4機関6名のご来賓をお迎えすることができました。また、広島県農林水産局水産課の宮林課長様から、調査航海の安全と活躍を祈念する旨のご挨拶(市園水産技術担当監様から代読)をいただきました。引き続いて、「こたか丸」の経歴や装備の概要についての説明を行い、また船内にもご案内致しました。
 瀬戸内海における水産業の振興のため、「こたか丸」による調査を精力的に行い、その成果を発信するよう努めて参りたいと考えておりますので、今後とも皆様のご支援ご指導を賜りますようどうかよろしくお願い致します。

小谷所長から関係機関への御礼、「こたか丸」の紹介等の挨拶がありました。 広島県農林水産局水産課の市園水産技術担当監様から同課宮林課長様のご挨拶が代読されました。
日中船長からプロジェクタを用いて「こたか丸」の説明がされました。
「こたか丸」の見学も行いました。
  こたか丸
(平成26年8月23日に当所廿日市庁舎桟橋に着岸した際の写真です)