第7回 瀬戸内海水産フォーラム 関連情報

第7回 瀬戸内海水産フォーラム 開催報告


 
 瀬戸内海水産フォーラムは、水産研究・教育機構瀬戸内海区水産研究所と瀬戸内海ブロック水産試験場場長会の共催で、平成17年より隔年で開催されています。第7回となる今回は、「瀬戸内海の穴子と鱧を考える」を主題に、10月28日(土)に広島市で開催されました。当日は、台風接近に伴う生憎の雨模様でしたが、漁業者、業界関係者及び一般の方など84名に参加いただきました。瀬戸内海では馴染みの深いマアナゴとハモですが、近年マアナゴの漁獲量は減少していますが、同じウナギ目魚類のハモの漁獲量は増加しています。そこで、両種の生物学的特徴、各地先の漁業等の情報、利用・加工するお店の話などについて専門家に講演いただいた後、客席も交えて総合討論を行い、瀬戸内海のマアナゴとハモについて理解を深めました。
 当日は一般の方をはじめ、漁業関係、行政機関、民間企業など多くの方々にご参加いただきました。お越しいただいた皆様にはこの場をお借りし、御礼申し上げます。

要旨集及び成果集

要旨集 (PDFファイル/3.21MB)


当日の様子(講演名をクリックすると要旨をご覧いただけます)


講演1
瀬戸内海における主要底魚類の漁獲量と資源量の推移(PDFファイル/330KB)
国立研究開発法人水産研究・教育機構
瀬戸内海区水産研究所 阪地 英男
講演2
マアナゴとハモの生物学的特性(PDFファイル/629KB)
九州大学大学院 
農学研究院 望岡 典隆
講演3
瀬戸内海東部海域におけるマアナゴの生態(PDFファイル/443KB)
兵庫県立農林水産技術総合センター
水産技術センター 五利江 重昭
講演4
ハモの素顔と綺麗なハモを市場に供するための工夫(PDFファイル/421KB)
徳島県立農林水産総合技術支援センター
水産研究課 上田 幸男
講演5
山口県瀬戸内海産ハモの漁獲実態(PDFファイル/224KB)
山口県水産研究センター 
内海研究部 國森 拓也
講演6
駅弁屋主人の目線で見た穴子と鱧(PDFファイル/420KB)
あなごめしうえの 上野 純一
総合討論の様子
 
総合討論は客席からの質問に演者が答える形式で進行され、活発な議論が交わされました。